高LDLコレステロール・高中性脂肪対策に『緑茶粉末』

悪玉コレステロール中性脂肪を減らすカテキンが豊富!血液・血管の老化を抑える『緑茶粉末


■カテキン

●善玉コレステロールは減らさず、悪玉のみ低下

古くから日本人に親しまれてきた 緑茶は、 多数の薬理研究や臨床実験によって、含有する成分の有用性が次々と明らかになっています。 緑茶は豊富な有効成分を含む健康食材として知られていますが、中でも有名なのは、 「カテキン」 という成分でしょう。カテキンの数ある作用の中でも、ここでは、悪玉コレステロールと中性脂肪に関連してお話ししましょう。
数年前、テレビで「緑茶が悪玉コレステロールを下げる」という特集が組まれ、大きな話題になりました。 番組では、緑茶のエキスによって悪玉コレステロールが下がったという実験も紹介されました。 カテキンと一口に言っても、その種類は多数あり、さらに構造の違いによって大きく2種類に分けられます。 「ガレート型カテキン」「遊離型カテキン」です。 緑茶には8種類のカテキンが含まれていると言われており、中でもガレート型カテキンに、 悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす作用があるとわかってきています。 さらに、悪玉コレステロールだけを減らして善玉コレステロールは減らさない、という点も大きな特徴で、 いわば理想的なコレステロールに近づけてくれるのです。


●血液・血管系の大病にも活躍

また、カテキンは強い 抗酸化力を持つことでも知られます。抗酸化力とは、簡単に言えば、体内で発生した活性酸素による体の酸化(=老化) を予防する働きのことです。悪玉コレステロールの怖いところは、活性酸素に反応すると過酸化脂質という物質に変化すること。 過酸化脂質は血管の壁にくっついて血行不良を引き起こしたり、血管自体を老化(脆く)させます。 こうした状態は動脈硬化の要因となり、血液・血管系の大病につながるっ可能性があるため、未然に防ぐことが重要です。 緑茶のカテキンは体内に入ると活性酸素を除去して、血流を促進させるとともに、血管も強くしなやかにしてくれるので、 大病予防にも役立つでしょう。

最近、緑茶を粉末にして食生活に取り入れることで脂質異常症の数値が改善したという声をよく聞きます。 粉末にすれば保存も簡単ですし、応用も効くので、緑茶の摂取方法としてお勧めできます。 脂質異常症の予防・改善に、ぜひ食生活に加えてください。 なお、緑茶は自らの抗酸化力を犠牲にする代わり、酸化しやすい素材なので、酸化を防ぐビタミンCが豊富な柑橘類と 一緒に摂るとよいでしょう。


●「緑茶粉末」の摂り方

ご自分に合った摂取方法で継続を

緑茶粉末は、お茶専用のミル(茶葉を粉末状にする道具)を使って緑茶を挽くだけと、いたって簡単に作れます。 電動から手動までさまざまなタイプのミルが市販されているので、お好みで利用されるとよいでしょう。 摂取方法に決まりはありません。そのまま緑茶として飲用する方法が手軽ですが、実践された方にお話を聞くと、 料理に活用したり、デザートに振り掛けるなど、飽きずに続ける工夫をされています。 ご自分に合った方法を見つけてみてください。とはいえ、緑茶粉末に頼るあまり、脂っこい料理ばかり口にするのはもちろんNG。 日々の食生活に気を付けることも大切です。

▼主食に振り掛ける
パスタやご飯など主食に振り掛ける方法があります。ご自分の味覚にあった量を見つけて美味しく続けてみてください。

▼スープに振り掛ける
緑茶のほんのりとした苦味は、スープと好相性。油分の少ないスープにスプーンで振り掛けて、調味料として活用してください。

▼デザートに振り掛ける
ヨーグルトなどに振り掛けると、甘みと苦みが程よく調和して美味しく食べることができます。 いろいろのデザートで試してみてください。

●補足

総コレステロール、LDLコレステロールが減少!と実験で判明

2004年5月、伊藤園は、第58回日本栄養・食糧学会に「茶カテキン(ガレート型カテキン)」を摂取することによる、 血清総コレステロール値及びLDLコレステロール値の有意な低下作用について」と題した試験結果を発表しています。
試験では、血液のコレステロールが高めの男女60名(血中コレステロールが180〜260の20歳以上)を30名ずつ、 カテキンを除いた「対照飲料」群とカテキン(ガレートカテキン)を含有する「試験飲料」群に分けて、 毎朝1本ずつ、食事と一緒に計12週間摂ってもらいました。
試験開始時と開始後、さらに4週ごとに採血を行ってもらったところ、試験飲料群では総コレステロール、悪玉コレステロールともに、 開始から8週間後以降で有意に低下。また、12週後も対象飲料群と比べて、優位に低いという結論が出ました。 緑茶に含まれるガレート型カテキンを継続的に摂ることで、血中コレステロールの低下が期待できる結果といえるでしょう。