納豆でLDLコレステロール値・中性脂肪値を減らす

ある有名病院の臨床試験で、コレステロール値中性脂肪値が高い人が毎朝30グラムの納豆を食べると、 コレステロール値や中性脂肪値の数値が低下するとの結果がでました。 また、別の試験では、納豆の主原料である大豆自体に、動物性たんぱく質を大豆たんぱく質に置き換えて摂取する場合に、 LDLコレステロールを低下させる、中性脂肪を低下するなどの血中脂質に対する有効性が報告されています。


■健康食品「納豆」

なぜ、納豆が体にいいのか?

弥生時代から作られてきたという納豆は、世界中探してもちょっと見当たらないほど体にいい伝統的健康食品です。 もともと大豆は「畑の肉」といわれるように良質の植物タンパク質を豊富に含んでおり、 納豆になるとその消化吸収率が高まります。 しかもコレステロールはゼロ。カルシウム、鉄、食物繊維、ビタミンB、ビタミンK、 ビタミンEに加えて老化防止に役立つレシチン、抗癌作用が注目されるセレン、 動脈硬化からできる血栓の溶解作用がある酵素「ナットウキナーゼ」も豊富です。 しかも化学薬品と違って副作用を一切心配せずに摂取できます。

また、「リゾチーム」が豊富で、細菌・ウイルスの働きを抑える作用もあり。 納豆を食べていれば、肉類を食べなくても、良質な植物性蛋白質を摂ることができます。 さらに、「食物繊維」が多いので、便秘解消にも効果がありますし、 血流が良くなるので、自覚症状として目がスッキリした、肩こりが楽になった等、様々な働きがあります。


●納豆の対コレステロール・中性脂肪試験

血中脂肪が過剰な人にのみ効果が現れた

血液中にコレステロールや中性脂肪などの余分な脂質が増えすぎれば、血液がドロドロ状態になります。 このような血液は、見方によっては「実年齢以上に老けている」わけで、動脈硬化の速度を早めて血管を詰まらせ、 狭心症や心筋梗塞、脳卒中を招く要因となります。
そこで、ある研究グループは、昔から体にいいといわれている「納豆」に注目して、 次のような臨床試験を行いました。 血圧・脂質・血糖値・腹囲のいずれかが、メタボリック症候群の境界域に該当する男女52人(男性14人、女性38人。 平均年齢65歳)に、納豆30g(市販の小さいパック一つ分)を4週間、朝食時に摂ってもらいました。 また、対照群として納豆を食べない人たちの群(9人)も設けました。

4週間後、納豆を食べていた人たちについて血中脂肪の数値を調べたところ、総コレステロール値が220mg以上と 基準値より高かった人たちは、平均で7.7%以下。これに対して、総コレステロール値が正常だった人たちは1.5%の低下にとどまり、 ほとんど変化が見られませんでした。 一方、中性脂肪値が150mg以上と基準値より高かった人たちには、平均で12.9%もの低下が認められたのです。 中性脂肪値が正常だった人たちの平均低下率は、3.5%にとどまりました。 なお、納豆を食べない9人では、このような数値の変化は見られませんでした。

以上の結果から、納豆には血液中の余分な脂肪を減らす効果があると考えられます。


●納豆の食べ方

納豆を食べる時間帯は、夕食をお勧めします。血栓は、深夜の就寝中にできやすいからです。 統計上も、脳梗塞の発生は午前8時から11時に集中しています。 ナットウキナーゼの効果は、8〜12時間続くので、夕食時に納豆を食べれば、寝ている間にナットウキナーゼが働き、 血栓ができるのを防いでくれるわけです。

納豆の臭いがどうしても苦手という人には、ナットウキナーゼをはじめ、納豆の有効成分を凝縮した、 市販の納豆エキスのサプリメントをお勧めします。納豆エキスのサプリメントには、臭いがほとんどないので、 納豆が苦手な人でも抵抗なく飲むことができます。

【関連サイト】:『ナットウキナーゼ』