■閉経後の女性の冠動脈疾患・脳梗塞のリスク

閉経後は男性と同じように危険性が増していく

動脈硬化によって起こる冠動脈疾患や脳梗塞は、男性に多い病気です。 しかし、閉経後は、女性にもこれらの病気を起こすリスクが高くなっていきます。 一般に、男性は 50歳代から冠動脈疾患や脳梗塞のリスクが高くなります。 一方、女性はエストロゲンによって”守られて”いた期間があるため、男性より約10年遅い、60歳代からリスクが高くなります。 これには、女性の喫煙者が男性よりも少ないことも影響していると考えられます。 ただし、最近は、従来よりも若い年齢で冠動脈疾患や脳梗塞を起こす女性が増えているので、十分な注意が必要です。

◆メタボリックシンドロームにも注意

女性も50歳を過ぎたら、内臓脂肪が多いタイプの肥満を中心として、高脂血症や高血糖、高血圧などが重なり、 冠動脈疾患などを起こしやすくなる「メタボリックシンドローム」に注意が必要です。 肥満気味の人、中性脂肪や血糖、血圧の値が高めの人は、特に気をつけてください。


●自分のリスクを知る

「コレステロール」が気になる年齢になったら、まずは自分のコレステロールが健康な状態なのか、 それとも危険な状態なのかを、把握しておきましょう。

【関連項目】:コレステロールの危険度チェック 『血中脂質の管理目標値〜コレステロールの危険度チェック〜 』